「母さん、俺は入院なんかしない。 あと、残り少ない命なら…学校にか よったり、遊んだりしたいんだ…」 母は、俺の言葉に泣きながら承諾してくれた。 「陽くん、辛くなったときは直ぐに病院へ来るんだ。絶対に無理をしてはいけない。それが条件だ。いいな?」 医者の言葉に俺は、頷いた。