「それが、uma研究会だったんだよね。」

「……………………………。umaってなに?なんかのチームかなんかの名前?」

「ぶっ!umaっていうのは未確認生物のことだよ!代表的なのは、河童とかネッシーとかかな?簡単に言えば伝説ポケ○ンみたいなやつ。」

「あんまり、ポケ○ン知らないけど、伝説の動物とかそんな感じのやつか。それ、楽そうだね。」

「超、楽!活動は気が向いたら行くだけ!そして、本とか読むの!」

「それ、家でも出来るじゃん!それで、美穂はどれくらいの頻度で行ってたの?」

「1回。」

「週1か?」

「違う。入った1年生の顔合わせ以外行ってない。」

「…………………。おい!幽霊部員だろそれ。」
麻里につっこまれた。

「だからね、うーん。」

「でも、一応行ってみたらuma研究会の見学!」

「そーだよね。楽だしね!」

「それしか、考えとらんかい!」
麻里が見事にツッコミを入れた。

こういう風に、普通に友達ができてよかった。本当にそう思う!

特に麻里には、気を楽にして話すことができる。

(部活も早く決めないとだな。)