荷物をもって
教師用の駐車場へいく。

…。
「先生の車って…どれ??」

「俺のはこれ。
おぼえとけよな。」

そういって
頭に手を置く先生。

いや。
別にね。深い意味はないってわかっていますよ。
でもね、ちょっとは…って
思っちゃうじゃん。

少し戸惑いつつも
助手席へ入る。

「あ、おれの彼女の特等席」
え!?

「う、あ、ごめんなさい!」

慌てて立つわたし。

彼女の特等席…か。
やっぱり、彼女いるよね…。

先生イケメンだし。