チャイムがなると同時に
真綺が、飛びついてきた。

『うぉっ。あぶね。』

「羽紅ー!早く行こー。」
と言われ、

『あぃよ。』と、僕は
返事をした。

はなすときがくるなんて、
思わなかった。

緊張して、不安で
震えていた。