「社長室」


殺風景の部屋に花瓶が飾られて

本棚もちゃんとした歴史を残した本を並べられているものが心地よさをうむ。


綺麗な短髪を気にしながらぼーっとキョロキョロみても気になって周りを見る。



ーーー変だ。

社長いないだけで寂しく感じるなんて



「お茶どうぞ」


気にしてる俺にお茶を運んでくれた彼女はにこやかに笑顔みせ目の前にあるテーブルの上にコップを置いた。


「ありがとうございます」


そして笑顔見せ、浅くお辞儀して俺のとこから消えていた。


でもやっぱり気になるのは

隣にいるにすわる誰かしらの会社勤めている女の社員



隣にいる子は誰だと。


彼女はお礼も口にせず礼は軽くしていたので、当たり前だと思っているのだろうかわからない。