課長は当然のことながらキョロリとこちらを見てボソッと重要なことを言った。

「俺だって知らねえ、よ?

勧めた張本人がそれを知ってて推薦したんだ。
今更どうとか言われても、学校の件については重要のことだったりするかもしれない」


新館がつくられるという噂では間違いはないが。

俺らが参加することが意味ある
とは思えない

禄蜂も不思議と思ってるのか煽る。

「課長そんなことあるんですか〜?本当に」

「俺が聞いた情報だとある女が名簿みて指名したと噂だ」

……女?

いや俺らの社長は男だ。
それに対して女が俺たちを指名した?


謎すぎるーーーー


「まあいかにも怪しいとおもうが話聞く分には何も問題はない。行ってみるがいいよ」

でも課長は笑顔で大丈夫だと言う。

気分が乗らないが……

「話ならなあ……?」

「聞くぐらいならうん、まいいかなあ」

「本当か!?じゃあさっさとあってくれ」

「……は?」

さっさと会う?