キミは私がキミに想いを寄せていることを、知らなかったんだろうね。

必要以上に話したことはなかったし、クラスもいつも離れていたから。

だからこそ、惹かれたのかもしれない。

キミの笑顔に。

あれは、小学校の5年生くらいのときだった。

私は、グラウンドでサッカーをしているキミを、好きになったんだ。

眩しいくらいの笑顔で、無邪気にボールを蹴っているキミのことを。

そこからは、一途にキミを見ていたな。

本当に、好きだったんだ。