たくさんのアトラクションに乗った私達は

完全によってしまった。



「うう~‥…」



「ちょっと大丈夫!?夏希~ うっ‥」



「舞ちゃんも大丈夫じゃないじゃん あの

ベンチで休んだほうがいいな」


「すみません…」



あれからもう4時間がたっているのに、陽向

さんの友達はまだ現れない。



帰っちゃったのかな‥…



まあどうでもいいけど



「私ちょっと飲み物買いに行ってきます」


「お~行っといで」


 
ヤバいー足ふらふら‥‥



こんなに楽しめたのは久しぶりだな


陽向さんにも会えて嬉しかったし 

もう一度遊びたい…



「おいっ お前っ」


いきなり肩をつかまれた



「えっ何!!? ワァッ///」


ドタタッ!!!



何もない所で転んでしまった  


恥ずかしい~


「おいっ!降りろ!!」   



男の人が私の下じきになっていた。 
 


「わ~っっすみません!!」


なんかこの人怖いっっ


よく見たら耳にピアスつけてるし

茶髪だし 不良かもっ 



「ごめんなさいっ 殴らないで!!」


「はぁ?人がせっかく忘れたお釣り渡そう

と思ったのに」 


え‥‥お釣り‥‥??



「あ、ありがとうございます…」



その時、陽向さんが駆けつけてきた


よかった~ 助かった‥‥



「夏希ちゃん派手に転んだね~

大丈夫?   …えっ宏!」  


ま、まさか


「この人が陽向さんの友達ですか!?」


「そうだよ あれ?なんで2人が

一緒なの?」




今日は最悪な1日になりそう‥‥