かわいい…

かわいい…?

かわいい?!

その言葉を理解した途端わたしの顔が紅潮していく。

…まただ……。

胸がきゅっとなって、心臓の鼓動が速まってる。

わたしって、笑ってる方がいいの?

そんな言葉、言われたことがなかったから…どう反応したらよいのかわからない。

「そっ、そうなのかな」

「…そうだよ。笑ってた方が、いい。」

蓮はそう断言した。