「…!!」 さすが、魔王… あたしは、これまでに来る途中考えてきた事をリユール達に伝えた。 二人共大きく頷いた。 「魔王。貴方に正々堂々と決闘を申し込みます。あたしが勝ったら貴方に消滅してもらう。…もしあたしが負けたら貴方の好きにすればいい!」 あたしの言葉を聞き、不気味にニヤリと笑った魔王。 【ふっ…よかろう。その選択…後悔するでないぞ。】 フッと消えていった魔王。 とりあえず、これで最悪は免れた…。