『もう…さよならよ。私は声を出すので限界……だから、どうか…皆を救ってあげて…?』



「待って!」



『さよなら…私の子供たちをどうか…』



声は突然プツッと途切れた。



…だれだったんだろ。



《一体、何をやったかわからないけど…貴女の魂、そろそろいただくわ!》



堕天使が一気に迫ってくる。



つかさず呪文を唱える。



「星界」



すると、あたしの周りにはキラキラ光った星座達が現れた。