『そう…。では貴女に一つ聞くわ。もしも、自分の大切な人が死んでしまったら忘れられる?』 自分の大切な人が死んでしまったら…? その人の死を忘れる? 「そんなこと、できるわけない…」 『でしょう?だから、貴女を忘れる人なんて一人もいないのよ?貴女は貴女が思ったとおりに行動すればいいのよ。』 あたしが… 「思ったとおりに…?」 『そう…そして、自分の心に素直になるの。』 自分の心に素直になる…