「じゃ、行こっか!」


「ですね」


学校からすぐのファミレスに入った。


放課後ってこともあり混んでいる。


唯一空いてたのは1つだけ。


すべての席が埋まっていた。


「なんか飲む?奢るよ!」


「いや、そんな、自分で払います」


「あたしが誘ったんだから、ね?」


「じゃお言葉に甘えて…」


あたしはメニューを手に取る。


オレンジジュースでいいかな。