「……俺は、好きだよ?」
「ふぅん……」

濡れて冷たくなった頬を優しく掌で包む

「……君、変わってるよね」
「変わってなんか、ないよ」

口付けしても先程と全く変わらない表情を見て、手遅れなのかなと思った