すこし暴走気味の芽留ちゃんは鼻息を荒くし、明日の予定を考える。




「明日は、芽留が紗絢ちゃんを独り占め!紗絢ちゃんDayだよ!待ち合わせだけど、場所は九時に紗絢ちゃんのお家の、紗絢ちゃんのお部屋ね!」

「…それ待ち合わせって言わな、」

「いいのっ!芽留が紗絢ちゃんを迎えに行くから!」

「…」





駅前で待ち合わせした方が早いんじゃ…


と思ったけど、今の芽留ちゃんに意見するのは無謀だった。