那珂井さんは何度も頷いて
「分からない敵と戦うのは大変だけど、
察するにあのイケメンお兄さんが関わってそうよね。
大丈夫。
しのちゃんには味方がたくさんいるから、
そうね、
明日いや、もう今日ね。
とりあえず警察ではきちんと話しましょう。
過呼吸が起きるかもしれないって理由で
私も一緒に同行する。
それから身の安全も守ってもらえるように交渉して、
そうだ、彼にも働いてもらえるようにしましょ。
番号教えて?私が連絡取るから。」
「陽君?」
「まさか、運送屋さんの方」
「なお君?」
私は大きく首を振って、
「ダメです。ダメ。迷惑かけられない」
「迷惑?そういうの迷惑って思う人なの?」
「そんなこと……なお君は優しいし、そんなことないと思う」
「ほらあ、むしろ迷惑かけられたいと思ってるわよ。
しのちゃんは一人でやろうとしすぎなの。
もっと迷惑かけてほしいと思ってるわ、
私も、たぶん彼もね。」
また、付き合おうって決めた矢先のことなのに、
また、余計な心配かけるのは、やっぱり躊躇する。
前離れてしまったのも、
私が付き合い始めていきなり家族の重い話を持ちかけたりして、
なお君が戸惑った事に私が……
あの時とは違う。
「でも、もしかしたら唯のいたずらかもしれないし」
「何言ってるのそのメールの文は悪意の塊でしょ?
いたずらだとしても度は越えてる。
ただでは済まさないんだから」
那珂井さんが燃えてる、
頼りになる人だとは思ってたけど、
ちょっと違ったテンションでは?
「分からない敵と戦うのは大変だけど、
察するにあのイケメンお兄さんが関わってそうよね。
大丈夫。
しのちゃんには味方がたくさんいるから、
そうね、
明日いや、もう今日ね。
とりあえず警察ではきちんと話しましょう。
過呼吸が起きるかもしれないって理由で
私も一緒に同行する。
それから身の安全も守ってもらえるように交渉して、
そうだ、彼にも働いてもらえるようにしましょ。
番号教えて?私が連絡取るから。」
「陽君?」
「まさか、運送屋さんの方」
「なお君?」
私は大きく首を振って、
「ダメです。ダメ。迷惑かけられない」
「迷惑?そういうの迷惑って思う人なの?」
「そんなこと……なお君は優しいし、そんなことないと思う」
「ほらあ、むしろ迷惑かけられたいと思ってるわよ。
しのちゃんは一人でやろうとしすぎなの。
もっと迷惑かけてほしいと思ってるわ、
私も、たぶん彼もね。」
また、付き合おうって決めた矢先のことなのに、
また、余計な心配かけるのは、やっぱり躊躇する。
前離れてしまったのも、
私が付き合い始めていきなり家族の重い話を持ちかけたりして、
なお君が戸惑った事に私が……
あの時とは違う。
「でも、もしかしたら唯のいたずらかもしれないし」
「何言ってるのそのメールの文は悪意の塊でしょ?
いたずらだとしても度は越えてる。
ただでは済まさないんだから」
那珂井さんが燃えてる、
頼りになる人だとは思ってたけど、
ちょっと違ったテンションでは?