侑磨side
俺は、ある決断をした。
紗雪から離れること。
もし、目覚めて状況を把握
出来ていなかったら……。
俺は、何て答えればいい?
全て事実を伝えるしかないのか。
だったら、俺から離れよう。
紗雪の前から居なくなること。
紗雪のお父さんもお母さんも
それを絶対的に望んでるはず。
何となく理解できていた。
紗雪、俺、だいぶ弱いみたい。
紗雪が居なきゃ強くなれないけど
もう決めたことだから。
もう二度と現れないから安心して。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…