商店街
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桜の咲く季節、
賑やかな街。
意気揚々と通学路を走る子供たち。
そして俺は、受験に失敗した。
「なあああんでぇだあああああああ!!!!!!」
悲しみのあまり手に持っていたお使いのメモとエコバックを空にぶん投げてシャウトした。
数秒後、落下してきたそれがうなじに直撃して俺と共に地面に転がる。
道行く綺麗な奥様達はクスクスと笑って覗き込んだりしていたが、誰も助けてくれない。
そうして地面に突っ伏していると、
「大丈夫か?」
女の子が声をかけてくれた。
俺は復活した!!
「はい!ありがとうございます。」
顔を上げると・・・お!!意外に可愛い子だ!!
なんか黒ペンで塗りつぶした様な眼帯つけてるけど、厨二病?
「そうか・・・、なら良かった。ところで、君は?」
「へ?」
「へ?じゃないだろう。君の名前は?」
うわぁ!!名前聞かれちゃった!?
「全臼 正太です。」
「そう。私は汽有 玲音よろしく。」
手を差し出されて握手をされた。
この可愛い(厨二病)女子と新しい春が始まっちゃったりして!?
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桜の咲く季節、
賑やかな街。
意気揚々と通学路を走る子供たち。
そして俺は、受験に失敗した。
「なあああんでぇだあああああああ!!!!!!」
悲しみのあまり手に持っていたお使いのメモとエコバックを空にぶん投げてシャウトした。
数秒後、落下してきたそれがうなじに直撃して俺と共に地面に転がる。
道行く綺麗な奥様達はクスクスと笑って覗き込んだりしていたが、誰も助けてくれない。
そうして地面に突っ伏していると、
「大丈夫か?」
女の子が声をかけてくれた。
俺は復活した!!
「はい!ありがとうございます。」
顔を上げると・・・お!!意外に可愛い子だ!!
なんか黒ペンで塗りつぶした様な眼帯つけてるけど、厨二病?
「そうか・・・、なら良かった。ところで、君は?」
「へ?」
「へ?じゃないだろう。君の名前は?」
うわぁ!!名前聞かれちゃった!?
「全臼 正太です。」
「そう。私は汽有 玲音よろしく。」
手を差し出されて握手をされた。
この可愛い(厨二病)女子と新しい春が始まっちゃったりして!?