でも、男の人の力に私が敵うわけがなく…。





連れて行かれそうになった瞬間、





「何やってんだよ。」




ふいに声がした。





びっくりして顔を上げると、





イケメンの男の子が立っていた。





「お前だれだよ。」




先輩達は睨んでいる。




しかし、それが痛くもかゆくもないかのように、



「こんなことして学校に言えばどうなるかわかってますよね?もう、バッチリ写真撮ったし?」




そうやって画面を見せる。




「調子に乗り上がって…。」





すると、一人の先輩が殴りかかった。





「危ないっっ‼︎‼︎」