いや、素直に嬉しいんだけど、 「ごめん。私…。」 「あぁ。わかってる。今まで柴田は佐野しか見えてなかっだろ?だけど今度は俺のことも見てほしいんだ。だから今週の日曜日、どっか遊び行こう。その日に返事をちょうだい。」 そう言った真剣な瞳に頷くことしかできなかった。