公園についても海斗は不機嫌なまま。






「ねぇ、海斗?」






「お前さ、危機感なさすぎ。」






「は?」






「もう少し注意しろよ。しないから声かけられんだろ。」






何よ。




ただ説教したかったの?






「そんなにめんどくさいならさっき助けなきゃよかったじゃないっ‼︎」






「佳恋?」






「どうせ、かわいげのカケラもない私より他に可愛い子がいいんでしょ?だから、私には可愛いって言わないんでしょ?」








「違うっ。」




「何が違うのよっ‼︎」





そう言いながら涙が出てくる。