もう10分経ったのか と少しへこんだ

桜野がこちらへ歩いてくる

ん? あ、そっか戻るのか。


! !!

目の前に桜野がいる‥!!!
俺の顔が熱くなる。
見惚れてしまう。
ちょっとつり目でぱっちりして前髪は、ぱっつんっていうやつで頬はすこしピンク、唇を見てみるとキス‥したくなりそうなかわいい唇
完璧すぎる、いや笑ったら完璧なんだ。


桜野がポッキーの箱を俺の胸辺りに押しつける


ん? 捨てろって?

桜野の初めて口が開く 。澄んだ声で



「……あげる…」

「え‥ あ‥。ありがとう。」


これが桜野と初めてした会話だ

桜野は屋上から出て行った

彼女が立っていた場所をみた

「あ‥」

立っていた場所にいき桜野の足元に置いてあった袋をのぞいた
その中身は空いてないポッキーの箱が3こ

「ど、どんだけたべるんだよ!?」

もらったポッキーの箱の中身をみた
ーのこってんじゃん。半分。

もらった半分のポッキーの袋をあけて食べた

「いただきます」