彼女 桜野未来と俺 初祢颯太は別々のクラスだ
桜野が1年B組、俺が1年C組
B組にいる俺の親友 高城裕太(たかき ゆうた)のところにいつもと変わらず昼休みに昼ごはんを食べに教室に入ろうとしたとき
「あ〜! 颯太くんよ〜!」
「ほんとだあぁあ〜♡」
B組のほとんどの女子が集まってきた
この二ヶ月 ほとんどこんな感じだから慣れてきてるが 、…やめてほしい。
うっとうしいし…
だかそれを顔にだすのも悪いから笑顔で
「ごめんね 俺、裕太のところにいきたいからあけてくれないかな?」
「あっ♡ ごめんね〜」
一人の女子がそう言うと周りの女子も道をあける
そして女子たちは散らばる
やっと裕太のところにいける。
裕太の席は窓際の一番後ろだ
席の近くまでいくと
「おー颯太、遅かったなー」
「それならたすけろよw」
会話しながら裕太の席の前のいすをかりていつもと同じように昼ごはんをたべる