【李斗side】

ピーッピーッピーッピーッ

音が聞こえる…


「しっかりしろ!!りと!!」


声が聞こえる…
誰だ…


もう考える気力もない…

『李斗…頑張って…』

この声は…

知ってる…
懐かしい…
俺の…大好きな…あいつの…

そう。あと一歩だった。

そこで俺の意識は絶えた。

そして…夢の中へと入っていったんだ…。