しばらくしてようやく舞子が口を開いた もちろん、俺に背中を向けたまま 「聖也くん、私達もう…別れよう?」 「なに言ってんだよ……」 この光景 「私達、もう無理だよ……」 どこかで見たことがある 「俺は、……俺は舞子じゃないと無理」 そうだ、 いつも見るあの夢だ