次の日─




俺は舞子と夕方に駅前で待ち合わせをした

それまで暇だった俺は

舞子がいつ来ても良いように

部屋の片付けをしていた






と、そのとき─






ピーンポーン──





「え、もう来たのか?

 それにしても早いな……」




時刻はまだ昼の12時半

待ち合わせの時間までまだ時間があった




俺は心を弾ませながらドアを開けた