「ふふふっ、俺にいい考えがある…」





「なんか信用できねーなー

 で、なんだよいい考えって」




「耳貸せ耳っ!」





小声でそう言いながら

陸斗は俺を手招きする





「耳打ちの必要あんのか?」




「いいからいいから!」





しぶしぶ俺は陸斗の方へ耳を差し出す





「……………………!」