そして次の日
私は、学校から帰ると早速
グラウンドへ連れていかれた。
「じゃ、頑張るのよ☆」
えー、お母さんー!!
私は、一人取り残され何をしようかと
迷っていたら、一人の男の子が駆けて
来た。
「お前この間引っ越して来た奴だろ?」
私は、恐る恐る頷く。
「俺、隣の家の相澤 悠月!宜しくな」
「う、うん。宜しく。」
「お前、名前は?」
「私は、愛!」
「愛な、分かった。サッカーしよう!」
「でも、した事無い。」
「大丈夫だよ。俺の班でしよ?」
「う、うん。」
「じゃあ、行こ!」
私は、腕を引っ張られた。
着いた所には、3人の男の子と2人の
女の子が居た。
その内の一人が「何何悠月、妹?」
と、言うと悠月くんは「自己紹介して」と、私に言ってきた。
私は、恐る恐る前に出て自己紹介を始めた「この間引っ越して来ました、佐野愛です。
サッカー初めてだけど頑張ります。
お願いします。」
すると、拍手が起こり質問がきた。
「何年生?」
「3年です」
「此処、皆3年だからな!」
そうなんだ、良く分かんないや。
これから仲良くしていこう!
「俺たちも自己紹介するかー」
「だな!」
最初に立ち上がったのは、さっきの男の子
「さっきも言ったけど、俺は相澤 悠月」
髪は黒色で、一番背が小さい子ね。
「俺は、相澤 悠里双子の弟。」
悠月くんの弟かー、確かに似てる。
けど、髪の毛が悠里くんはくせ毛かな
「俺は、内山田 海翔」
かいとくんね。
海翔くんは、坊主なんだ。
「私は、神山 悠莉亜」
か、可愛いです!
なんで、サッカーしてるんですか!?
「私は、春野 レノン」
こちらも可愛い。
でも、髪の毛は短めだな。
「ま、こんな感じだな!
リーダーは俺、悠月!」
「宜しくお願いします!」
「「「おう!」」」
そんなこんなで、私のサッカー
生活が始まった。