「それにしても、気持ちいいわね~ここ!」


「そりゃ、勿論だよ!川崎財閥の別荘だもん」


そう、あたし達3人は海の見える『別荘』と思われる所に来ている。


規則正しい、波の音が耳に心地いい。


「もー、日も沈むし中入ろうよ」


「そーだねっ!」


「うん…!」


大輔先輩の声に皆で賛同する。


────やっぱり、夏っていいなぁ。


と、改めて実感した。