気づいたら家にいた


誰もいない静かな暗い夜




類「何…やってんだっ!」



私の絶叫がこだまする



ムカつく…っ!


…ムカつく!ムカつく!!




何であんなこと言われなきゃいけないんだ!

何であんな目で見られなきゃいけないんだ!



何でっ…!


何で、何で!!



何も言えなかったんだ!




私が悪いって思うなら何で生きてるんだ!



類「もう…ヤダ……」



皆、嫌い…


人も、生きるのも、こんなに苦しいのも…


何よりこんなことを考えて被害者ぶってる自分が…



類「大っ嫌い!!」



嫌だ、嫌だ!


考えたくない!



きっと、こんなことも無意味なんだ




どんなに役立とうとしても、言いなりになっても


代わりはいくらでもいる





じゃあ、


類「私は何で生きてるのさー…」



死ぬ勇気もないヘタレで


現実逃避している根暗で


周りを悲しませることしか出来ない出来損ないが…







月を覆い隠すような曇り空

久しぶりに涙が溢れでた