類「救急車!早く!」



こんなに声を出したのは久しぶりで

つっかえそうになる



救急車は思ったより早く来てくれた



類「お母さん…」



色んな機械に繋がれたお母さんを見つめる




私が……

私がここに来たからなの?




私は未だに目を覚まさないお母さんの手を握りしめた