着替えが終わってリビングに戻るとそこは静寂に包まれていて


神楽くんはパソコンを弄って


神奈川くんは眠いのか目を瞑って


豊村くんは暇なのか机に項垂れていた



類「………」



どうしよう…

空気重いな…



類「あの…」


虎「…っ!ビックリした…」



私が声をかけると豊村くんの肩が大きく跳ねた


ビックリ…されてしまった



虎「類ちゃん、いつの間に来たの?」


類「さっき…」


類「全然気づかなかったー!」


それは影が薄いと言いたいのだろうか



慎「…準備し終わったのか?」


神奈川くんに尋ねられて頷く



慎「じゃあ、ここ座れ」



そう言って指し示したところは前と同じ神奈川くんの隣



座れって…


ここ一応、私の家なんだけど…



そう思いつつ神奈川くんの隣に座ると豊村くんが話しかけてきた