幹部室に戻ってからそれぞれが口を開く



虎「あまり良い印象じゃなかったね」



健「いや、これに良い印象は持てないよな」




舞「うーん…何かいい方法は…」



麗「あたしたちもよく知らないし」



彼「まず、俺らが仲良くならないとだよね」



慎「ほら、ここに座れ」



神奈川くんの言う通り、隣に腰を降ろす




麗「あ!あたしには座らせてくれなかったのに!」



健「…お前、やっぱ俺が好きとか冗談だろ」



麗「違うよ!健吾が好きに決まってんじゃん!」




彼「…君ら、そういうのは他所でやろうね」



健「そういうお前だって…近くね?」



彼方の隣にはぴったりとくっついた田原さんがいる



虎「わーん!奏ちゃん、僕らだけ取り残されてるよ!」



奏「…………」



奏ちゃんと呼ばれた神楽くんは豊村くんに抱きつかれて困った様子だ



相変わらず…



うるさい…