慎「マジで黙れ」



少し殺気を出して睨む



麗「慎二…怖い」



二人は俺に怯えながら口を閉じる



彼「まぁまぁ…そんな切れんなよ」


慎「…………」



湊川はうるさいのが嫌いなんだよ

付いてこれるだけありがてぇと思え



2階に上がり、部屋を順々に開けていく



開けて3つ目の部屋に湊川はいた



類「…………」



ベッドの上で壁に背を預け俯いている湊川の姿があった


慎「湊…川?」



虎「類ちゃ~ん!お見舞いに来たよ~!」



健「生きてるか~!」



彼「お前ら、気軽すぎだろ。話したこともないのに」



麗「何か不気味…暗くない?」


舞「大丈夫なの…?」



奏「…………」



慎「お前ら、やっぱうるさい。皆、下で待ってろ」


虎「え~僕らも居る~」



慎「彼方、後は頼んだ。飯でも食ってな」



俺は半ば強引に部屋から追い出すと扉を閉める


類「………うるさい」



慎「あぁ、わりぃ。てか、大丈夫か?熱とかは?」



類「……何でここにいるんですか?」