健「慎二~、湊川ちゃんが来ないからってそんなイライラすんなって」



慎「あ?」



イライラしてねぇし!

何で来ねぇんだよアイツ!




健「お前、嫌われたんじゃね?」


慎「健吾…それ以上言ったら殺す」


健「冗談だよ」



余裕のないヤツはイヤだねーと呟いた健吾


こいつ…マジで喋れなくしてやろうか



俺から不穏なオーラが出てたのか慌てて口をつぐむ健吾



虎「慎ちゃん、怖いね」



彼「まぁ、気持ちは分かるよ」


虎「慎ちゃんが女の子に興味持つのって、珍しいしね~」




ったくこいつらは言いたい放題に言いやがって




結局、湊川は昼を過ぎても教室には現れなかった