麗「中々、告白する勇気も出なくてずるずると…」



健「な…何なんだよ!マジ意味分かんねぇ!」



健吾がもどかしそうに頭を掻く


麗「健吾…」



健「なぁ、麗奈。仲間使ってんじゃねぇよ!」



鋭い目で射抜いてくる健吾




健「仲間ってのは一生もんなんだ。そこら辺の女とは全然違ぇ」


麗「でも…」



健「でもじゃねぇ!お前も仲間だろ。じゃあ、お前も一生もんなんだ!」



そっぽを向いて口を尖らせる健吾


それって…



麗「私…特別?」



健「図々しい奴だな」



健吾…顔が赤い…

期待して…いいの?

好きでも…いいの?




麗「健吾…好き!」


健「勝手にしろ」



そう言って部屋を出ていく健吾を追いかける