舞「麗奈、本音を出さなきゃ…信頼は生まれないんだよ」



麗「でも…」



健「だー!!早く言えよ!」



うじうじしてるあたしに
爆発したかのように叫ぶ健吾




麗「……何よ」



皆してこっちに注目しないでよ
緊張…する

顔が熱くてどうにかなりそう



でも、もう言うしかない



麗「あたし…健吾が好きなの!!!」



倉庫内に響いた

暫し訪れる沈黙



それは、誰もが予想しえなかった告白で


慎二だけが肩の荷が降りたように満足そうに頷いていた




健「は……はぁーーーー!!?」



皆は驚きの表情で固まり


告白された健吾の驚きの声だけが倉庫内にこだました