舞「そう…なんだよね」



皆の視線が刺さる


やっぱり…ダメだよね


出てけって言われるかもー…




虎「な~んだぁー」




………え?


あっけらかんとした返事に気が抜ける


そんなあっさりなの?




慎「…へぇ」



健「いいな~、俺も族に女の子入れてー!」



彼「まぁ、想像通りだね」



奏「…………」



皆…なんとも思わないの?




舞「私…敵になるんだよ?」



慎「はぁ?何言ってんだお前」


健「お前のとこの族は強いやついるのか?」



虎「そんなの関係ないよ~、舞ちゃんは僕らとも仲間でしょ?」



彼「まぁ…姫にならない理由にも納得いったね」




皆を…信じて良かった

言って良かったと心から思う



舞「皆…ありがとう」