外は眩しいくらい太陽が照りつけていて


雲一つない快晴だ


これが…五月晴れ?




いつもの道にいつもの光景



私の内面とは裏腹に無情にも日々は過ぎ去っていく




女「慎二様~」


女「カッコいい~」




正門前で真駆に群がる女たち


その中心で周りを気にしていないかのように真駆は笑っていた


昨日は夢の中の出来事だったんだろうか

幻覚を見てしまったのか




きっと…私を作ろうが私になろうが彼らには関係なく



私の存在はちっぽけなものなんだろう