はあ~疲れた・・・。

夢乃は背伸びをした。

夢乃はクラスの中で目立つ程ハデ。

綺麗で有名。

「夢乃~!帰ろう♪」

親友の鈴が手を振っている。

「鈴!帰ろう♪」

あたしは鈴に駆け寄る。

鈴は、ホンワカしていて可愛い。

あたしとは逆だ。

「夢乃、今日も告白?」

「まあね!」

「告白、多いね~夢乃は」

「そっかな~」

あたしは告白が多いと思う。

昨日だって告白された。

全部断ってるけど。

「あ!あたしカバン取ってくるから先、くつ箱行ってて?」

「うん!OK♪」

そう言って鈴はくつ箱へ歩き出した。