「あ~かり~!!行こう♪」

あたしは親友の優美に誘われた。

「うんっ!」

あたしは亜香莉。高校2年生。


あたしと優美は理科室に行こうとしていた。

「亜香莉!早く~~!!」

「は~いはい!!」

あたしは焦りながら教科書などを机の中から出す。

「ごめん!優美~行こう!」

そう言って教室を出た。

バタバタと廊下を走る。

―ドテッ

「いった~い・・・!」

あたしは派手に転んだ。

「何やってんの!亜香莉!ほら!」

そう言って優美はあたしに手を差し伸べてきた。