私は市立神村学園、二年の佐々木未来(ササキミライ)です。

私は、漫画大好きなオタクで、嫌いな物はリア充と3次元と男子(3次元の)

とブリッ子と・・・いっぱいですね。



そんな私は今日も元気に描き描きしてます。

メガネにお下げ、地味だし不気味な笑い方しかできない私ですが、

絵はうまいと思います。はい、自信ありです。

だから、将来も絵を描けるような仕事に就きたい物ですね・・・。

大変な道だというのは分かっているつもりですがね。



「はわわ~。今日はみんな遅いな」



ちなみにみんなというのは

我が漫研の部員ご一行のことです。

今日は委員会などが重なって私以外はみんな遅れてくると言うのです。

寂しい・・・。

ん~ちょっくら散歩でもするか。

私は重い腰を持ち上げ外へ向かった。


そして、部室の扉を開けたときでした


ドカッ



「ふぎゃっ!!」



あれれれー、私扉開けなかったけな~?

なんか壁があったような・・・。



「チッ、ぶつかっておいて謝罪の言葉もないのかよ」

「・・・・えっ・・・」



Why?どどどどどうして、生徒会書記のあの生徒会書記の

生徒会書記の・・・・あれ



「おまえ、俺の名前、知らねーのかよ」

「嘘っ、声に『出てた』・・・ズミマゼン、私、人の名前はあまり覚えないというか覚えられないというか・・・・・生徒会なんざに興味ないというか」


「あん?」

「いや、何でもないです。で、あの生徒会書記の・・・」

「神谷隼人」

「隼人様のような方がどうしてココに?」

「ちっ、なんで俺がこんな所にこなきゃなんねーんだよ」

「ボソッ)私が知るかよっ」

「あん?」

「・・・なんでもないです」

「涼太の命令だ、お前を連れてこいだとよ」



えと、お前、きっと私ではなく漫研の部員のだれかだな



キョロキョロ



「お前だお前!佐々木未来!!」

「・・・・うえぇぇぇぇええぇ!!?」

「ちっうるせーな、つーわけで来い」

「えっいや、ちょっまっ」

「知ってるよな、ここのルール生徒会には絶対服従」

「のぉぉぉぉおおぉおぉ!!」



そして、私は無様に生徒会室まで引きずられるのだった

つり目で強面な感じの赤髪少年、神谷隼人に