エレベーターから出るとシーンと静まり返っていた。 202号室の前で深呼吸をしてドアを開けた。 窓辺で日差しを浴びながら振り返った修弥と目が合った。 「誰?」 私はドアを閉め修弥に近づいた。 「修弥!久しぶり!!優だよ!修弥の彼女の。」 嬉しくていつものように修弥に抱き付こうとしたが修弥から拒否された。