受付の人に、 「日野修弥はこの病院にいますか?」 と聞いた。 「いますよ。お見舞いですか?」 「はい。」 よかった。 修弥は本当に生きてたんだ…。 嬉しい反面少し躊躇いもあった。 「202号室です。念のため氏名を書いて下さい。」 氏名を記入してエレベーターで2階に上がった。