坂本は詰め寄ってくると、

「お前何しようとしたの?」

何も言えずに視線を逸らした。

「死にたいとか思って自分の手首傷つけようとするなよ。」
「坂本は私の気持ちわかるわけ?わかんないのに偉そうに言わないでよ!!!」

坂本を押しのけて走って屋上に逃げ込んだ。