修弥は目を開けると起き上がった。

「朝から何?もう少し寝させてよ。」

もう一度寝ようとしたので片手で修弥の体を軽く叩いた。

「痛っ!!」

「今の軽めだったんだけど。」

「はぁ?凶暴だろ。」

「あっ、バレた。」

少し笑ってみせたけどちっとも修弥は笑わない。

「今日は何しに来たわけ?」

「ただのお見舞い。」

「ふぅん。」

「…。」

「…。」

2人長い沈黙が続いた。