そして、ある程度殴られたあと



私は体育館倉庫に閉じ込められた



この体育館倉庫は、


体育大会とかの物しかなくて



開けに来る人はまずいないだろう



こういうことを兼ね備えて




私は敢えて



櫻乃くんにこのことを言わなかった



異変に気がついてくれることを信じて。







……………暫くして、足音が聞こえた



3人程………



体育館倉庫の前で止まると



体育館倉庫の扉を弄る音がして、




体育館倉庫に外の光が差し込んだ




開けてくれたのは…




「あ、慎くん…」



「ったく、


 バカかよ。捕まんなって」



そう言って、私を抱えてくれた