次の日。

私がぼーっとしていた時だ

『あー。やべー。昨日は死ぬかとおもったぜ』

そう言いながら

誰かが私の病室に入ってきた

『あの。ここ私の病室なんですけど?』

私はとっさにそう言った

『あー。悪いわりぃ。俺の病室隣だからさ。暇だったら遊び来いよ。んじゃ』

あいつはそう言って出ていった


人の病室に入ってきて謝罪の一つも無いなんて。
なんてやつだ。

「暇だったら遊び来いよ」

不覚にもこの言葉にドキッとしてしまったのは事実だ

あれ?なんだこの気持ち。


私はその夜あいつの事を考え過ぎて眠れなかった