もしも、
もうすぐ死ぬとしたらあいつに会いたい...

そうまに会いたい

そんなことを考えていた時だ

『おい。ゆりあ。来たぞ笑 大丈夫か?』

そうまが病室に入ってきた

『...そ...う..ま』

私は涙が止まらなかった。

何故だかわからないがそうまの顔を見た瞬間涙が溢れてきたんだ

『え?!ゆりあ?大丈夫か?俺なんかしたか...ごめん』そうまが必死に謝ってきた

『あ...んた...のせい...じゃない...から』

私は嗚咽混じりにそう答えた

「そうまに全て話そう。」私はそう決心した。

『そ..うま。あの...ね...わた...し、も...うすぐで...死んじゃ...うん...だ』

そうまはどう思っただろう

こんな私の事嫌っただろうか?

でも、嘘をついて突然死んでしまうよりかは随分とましだ。