病室に帰ってきた私は。

とても汗をかいていた

あんな経験したことないからか?

まぁいいや。
ついでに看護師に聞きたいことあるし。

着替え持ってきてもらおう

ピンポーン
「はい。ナースステーションです。どーされました?」

「あの、浜野ですけど、着替え持ってきてください」

「はーい!わかりましたー」

すぐに着替えを持った看護師が来た。

『あらー。ゆりあちゃんこんなに汗かいちゃって...笑 なんかあったの?』

『隣の病室...田中そうまの病室に行って少し話してきたら。こうなった』

『あららー!もう少し詳しく聞かせて頂戴』

どうやら看護師はお話モードに入ったみたいだ。

『あいつが...間違って病室に入ってきた夜。あいつのこと考えて眠れなかった。
あいつに暇だったら遊び来いよってゆわれたのがとても嬉しかった。
あいつと話すと妙に緊張した。そうしてあのまんまじゃおかしくなっちゃいそうで病室に帰ってきたら。こうなっていた』

私は随分長々と看護師さんに話した

すると。
『あら!!!それ恋だわ。ゆりあちゃん!そうま君に恋しちゃったのよ~』

あぁ。これが好きという感情なんだ。
これが「恋」なんだ...

『そーなんだ...じゃあ着替えありがとう』

『いいえー!またなんかあったら聞かせて頂戴ね。』

そう言って看護師さんは出ていった